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内蔵脂肪を減らすポイントとは?

内蔵脂肪を減らすことは、ダイエットにおいて、もっとも簡単です。体重を減らす方法を行なうとき、まずは内蔵脂肪が減っているかどうかを、注目してみましょう。

もしもダイエット前より、お腹ポッコリが解消されてきたのなら、あなたのダイエットは正しく進んでいることになります。そうではなく、ダイエット前に比べてウエスト周りが増えている場合、内蔵脂肪が蓄積していると考えられます。

内蔵脂肪を減らすことは簡単な反面、蓄積することも容易です。仮に食べ過ぎてしまったとき、まずは内蔵脂肪に蓄積されていくからです。内蔵脂肪とは、小腸を支える腸間膜という、薄い膜状の部分に溜まる脂肪。ここは腸管から染み出してくるように溜まりますから、食事の余分な栄養素が溜まりやすいのです。

いっぽう空腹時や有酸素運動時などで、体内エネルギーが不足した場合、まずは皮下脂肪ではなく、内蔵脂肪から持ち出されます。内蔵脂肪が脂肪分解酵素のリパーゼによって分解され、アルブミンと結合した遊離脂肪酸となります。これが血液中に染み出して、筋肉や褐色脂肪細胞で使用されるのです。

もしも脂肪を分解したにもかかわらず、使用されない場合は、肝臓で中性脂肪に再合成され、それが元の内臓脂肪に戻ることになります。カフェインを摂って、脂肪を分解したものの、そのあと運動をしなかったようなケースですね。

内蔵脂肪を減らす方法は、今も少し触れましたが、空腹になることと、有酸素運動をすることです。空腹時には、膵臓からグルカゴンが分泌されてきて、それがホルモン感受性リパーゼに働きかけて、内蔵脂肪を分解します。それが骨格筋において、UCP3の助けを借りて燃焼されることによって、体脂肪が減っていきます。もちろん褐色脂肪細胞においても、UCP1の助けを借りて、燃やされます。これらは運動なしで燃焼できる経路です。

そのほか内蔵脂肪を減らすには、有酸素運動が有効です。激しい筋トレよりも、有酸素運動のほうが脂肪酸の利用効率が高いためです。運動開始後、20分くらいまでは血液中の栄養素が主に使われ、その後、遊離脂肪酸が使われていきます。この脂肪酸は、内蔵脂肪から溶け出したものです。

でも、なかにはウォーキングを始めてから、お腹がポッコリしてきた、なんていう人も、まれにいます。これはどうしてでしょうか?エネルギーを燃やす筋肉量が少ないために、かなりのストレスが溜まっているからと思われます。しょせん脂肪というものは、筋肉細胞にあるミトコンドリアという小器官内で、燃やされるのです。

精神的に慢性的なストレスを感じながらウォーキングをしていると、ストレスホルモンが分泌されてきます。これをコルチゾール(糖質コルチコイドの95パーセントを占める)といいます。そうなると筋肉を分解してしまって、血糖値を上昇させ、内蔵脂肪へと蓄積させていくのです。その結果、運動しているのに、かえってお腹周りが太くなるのです。これは過度な食事制限によって、ストレスをかける場合でも同様です。

内蔵脂肪を減らす方法によって、早急に内蔵脂肪を減らさないと、生活習慣病のリスクが高くなります。内蔵脂肪はさまざまな悪玉サイトカイン(生理活性物質)を血液中に放出しているからです。これを防ぐには、今よりも少しだけ内臓脂肪を減らせばよいのです。たったこれだけで、悪玉サイトカインは放出をやめ、かわりに善玉のサイトカインであるアディポネクチンが放出されるようになります。

内蔵脂肪を減らすコツは、ストレスをかけずに少しだけ食事量を減らすこと。なおかつ、ストレスをかけずに、マイペースでウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を習慣にすることに尽きます。くれぐれも、ストレスを掛けないように注意しましょう。かえってお腹に脂肪がついてしまう危険性があるからです。